こんにちは、ゆずです!
さて、韓国旅行記事で久しぶりに普通の旅行のレポを書きましたがここから登山レポがまた続きます笑
今回は東京最高峰、そして日本百名山である雲取山に行ってきました。
経緯としては、10月のうちから11月の連休をとって山に行こうと思っており、最初は丹沢の蛭が岳に行く予定で山荘の予約取っていました。
しかし、日程が近づけば近づくほど天気が悪い!笑
でも連休だしと思い、急いで他の山を探しました。
予定していた日は、海沿いの天気が悪いようで相模湾の近い丹沢は最悪。
そのため、奥多摩周辺を探したところ見つけたのが雲取山。
もちろん、名前は知っていたし、一回日帰りでの山行も検討しましたが、遠いうえになかなか日帰りは厳しそうであきらめた過去がありました。
ぴったり!と思いさっそく決定!
山小屋の選択肢は2つ。
山頂付近の雲取山荘か、少し下った先に三条の湯という温泉に入れる山小屋です。
雲取山荘だと少し時間が早い気が…というのと、晩秋の寒い山行で温泉が魅力に感じてしまい、三条の湯に予約を!
ちなみに、三条の湯は2日前まではネット上で予約可能です。
二日前以降に予約する場合は直接電話をして、空いていれば予約可能です。
正直、その日も天気がいいとは言えないのですが曇りのち晴れ。
まぁ、蛭が岳行くよりはいいだろう。
と思い山行レッツゴー!!!
なんと今回は久しぶりのソロ登山。
そして、初めてソロでの小屋泊です。
そして、ソロと言えば、公共交通機関でのアクセス。
まずは電車で奥多摩駅に。
7:25のバスに乗ります。
奥多摩湖を眺めながら「鴨沢」というバス停に向かいます。
ちなみに、車でのアクセスの場合は鴨沢のバス停から登山口に近い場所に駐車場があります。
車で行けば40分程時間を巻くことができます。
雲取山に行くことを決めてから、まずはYAMAPの行程表を使って所要時間を確認します。
が、8:00出発だと三条の湯に着くのが17:19の予定に。
そんなことある?
初めて0.8の早め想定で作成。
16;35の到着。
三条の湯では16:00までに到着するようにと指定されています。大体ソロ登山時の自分のタイムを見ると150~170%。
コースタイムを逆算すると15:30にはつきそうです。
とりあえず、時間はクリアできそう。
とのことで、このコースで向かってみます!
当日の朝は曇りとちょっと晴れ間が見えているような感じ。
ううん、心配。
ただ、日曜日だったので登山者多いんじゃないかなって思いましたが、やはり日帰りは大変な山。
当日はバスの中も座ることができました。
さぁ、いよいよ行くぜ!
予定通り、8:00に鴨沢バス停に到着です。
まずは、登山者用の駐車場を目指します。
ガスガスしていますね~。
最初の内はコンクリートの道を歩き、横にも住宅があるような道を進んでいきます。
写真では伝わりにくいですが、割と急な坂道です。
長崎みたいな感じ笑
そして数分で山道に入ります。
この道もなだらかな道⇒急登なだらかな道⇒急登というのを繰り返すような感じです。
少し紅葉があります。
この時前に高校生くらいの男の子ふたりがしゃべりながら歩いていて、めっちゃ早かった笑
早い人を見ると焦り、がすっているのもあり、一人にされるのが怖くてついていっていましたが早すぎて追いつけず笑
というか、自分のペースで歩くのが大事。ということを思いだして、マイペースに歩を進めます。
スタートから25分ほどで駐車場に到着。
写真を撮り忘れて、出発した後に遠目で撮影笑
この日は天気のせいもあるのか駐車場は空いていました。
ちなみにトイレは100円です。
鴨沢のバス停でトイレに寄らなかったので、ここでトイレに寄っていきました。
晴天の土曜日などは6:00くらいでも止められないことがあるみたいです。
この駐車場から歩いて3分程
8:27 ようやく登山口です。
正直、ガスガスだということが下からわかっているので、心配しながら、ここで引き返すこともできるぞと思いながらひとまず、七ツ石小屋までは行こうと思い、出発します。
歩き始めて数分。有名な廃屋。
夜になると野生の動物が住んでるとかいないとか。
動物いるなんて言われたら怖いですよね。
道はこんな感じで、結構細いというか少しざれているというか。
雲取から三条の湯までの道も結構崩落気味と聞いていたので、七ツ石までの道のりにもこんなところがあるなんて。
不安が募ります。
一応、登りとしては辛くはないですがなだらかな道⇒登りの繰り返しです。
ちょこちょことこういう泥道になっているところもありました。
こんな道を進みながら、まずは駐車場から約2時間の「堂所」といいう場所に向かいます。
というかこの堂所までが長い長い。
この樹林帯をずっと歩いていて、周囲に人もいなくて、いたとしても下山してくる人たちばかり。
不安が募る一方です。
そして孤独の2時間は非常に長い!
平地で歩いてても2時間は長いですよね、登山だと感覚狂いますが笑
でも、時折見えるこの葉っぱが色づいている感じや落ち葉の上を歩けると、登山出来て嬉しい~という気持ちにさせてくれます。
この時の服装は、タンクトップのドライインナーに長袖の化繊T、フリースといった服装でした。
この樹林帯のなかはフリースは暑くて脱いでいました。
念のため、ウルトラライトダウンとダウンパンツも持参していました。
この日の服装の写真は後程。
さて、なんとか一人で自分を鼓舞してようやくようやく堂所に着きました。
本当に登りでは堂所までが辛かった。
ただの広場笑
ここで休憩しようと思ったけど、体力的にもまだ余裕があるのと、ベンチ見たいな休憩できる場所がないので七ツ石小屋までがんばることにしました。
ただ歩きながら、行動食だけと思い取り出したのがこちら。
先日韓国で買ったプロテインバー。
先日のレポでかいた通り、寒さでカチコチになり歯が折れるんじゃないかと思い、食べきれませんでした。
本当にもったいない…。
頂上が完全に雲にかかっているのが見えて残念だけど、紅葉がきれい。
出発から約2時間。
この富士見ターンから七ツ石山までがかなりの急登で大変という話を聞いていたのですが、とうとうきてしまいました。
伝わりにくいですが笑
でも紅葉がきれい。
今回の山行、この紅葉だけが私の心の支えでした笑
そして噂通りに辛いこと!
先が分からないのも不安になってしまいます。
そして出発から2時間30分
七ツ石小屋に到着しました!!!
安心!!!
この写真でいうと小屋の右側を行くと、水場、七ツ石小屋のテント場があります。
ベンチもあるし、最高。
天気はますますガスが増えていますが、ひとまず人も何人かいて安心しました。
ここで少し休憩をとります。
が、風が強く寒い!!!
フリースをここで来ました。
またトイレも頂上までないのでここでトイレにいくことをオススメします。
ここだけでなく雲取山頂上近くの避難小屋のトイレもペーパーを捨てられないので専用の袋を持っていくことをオススメします!
私は紙袋の中にビニールを入れてその上からジップロックに入れるような形で持ち運びました。
正直厳重すぎるとは思いますが笑
ここでこつぶっ子(知ってますか?歌舞伎揚げの一口版!めっちゃいいですよ!)をバリバリ食べて、水場でお水を頂いて、15分程度休憩して完全復活。
時間的にもこの調子なら予定より早めに行動できそうです。
ここから七ツ石山までの道のりも急登と言われているので気を引き締めていきます。
急登な上に、よりガスるという。
あ~、怖い。
七ツ石山の由来である七つの石。
どうやって数えるのかはわかりませんが笑
そしてどうにかこうにか
11:07 七ツ石山に到着です。
近くにいたトレランのおじさまに撮ってもらいました。
このときは途中で雨が降ってきたのでレインカバーにレインウェアです笑
トレランのおじさまと少し話して、ここでは休憩せずに、まだまだ先の雲取山に向かいます。
七ツ石山から雲取までは一度下りて稜線を歩き再度登り返すといったルートになります。
七ツ石山を出るとすぐに下り。
何度見ても天気が悪い笑
このくだりも急なのですが道をみてもらうとわかる通り、急な道をジグザグ歩くようなふみ跡が続きます。
まぁ、転ぶまではいかないけど何回か滑りました。笑
このブナ坂というところが肩の部分になり、ここまでくれば下りは終了。
当面はなだらかな道が続きます。
歩きやすうううう
これ、有名なダンシングツリー!
大好きな登山YouTuberのツトムさんがこの木の前でダンスしていたのが可愛すぎて印象に残っています。
ただ、天気が悪すぎて動画とのギャップがすごくて。
晴天だったらあんなに楽しげなのに、このガスの中だったらこのうねうね感がホラー感を醸し出しています笑
ただここからはほぼほぼフラットな道です。
途中で鹿よけの扉があります。
11:44 ヘリポートに到着。
ここではバーナーでご飯食べてる方もいました。
丸太のベンチもありますよ!
ここまでくればもう少しで小雲取山の登りが近くなってきます。
来た来た。小雲取の分岐です。
小雲取のピークを踏まないで雲取山や雲取山荘に行けるまきみちもあります。
七ツ石も巻けるのですがせっかく来たから全部のピークを踏もうと思ってきたため小雲取山を目指します。
が。
小雲取山のピークが分からなかった笑
後々、山小屋の人に聞いたら、樹林帯の中の1本の木に小さく小雲取山の看板があるらしいです笑
気がついたらピークを過ぎてしまっていました。
まぁまぁとりあえず今回の本命に向かいましょう。
富田新道との分岐。
現在(2024/11/10)は富田新道は通行止めになっています。
丁度ここら辺で、七ツ石山で出会ったトレランのおじ様方に再会!
このおじ様たちとまた少し話して、頂上も全く景観はないと言われて落ち込みます笑
そのまま少し話して、最後に「よい一日を!」と言い颯爽と走って行かれました笑
さわやかすぎて、もうこういうさっぱりしてるおじ最高!
と一気に元気になりました(単純)
そして最後の登り。
この道もさっきの降りと同じように、ギザギザ道を登っていきます。
このギザギザ道を登ると
道はなだらかになりますが、このような石の道になります。
土の色も少し違うような感じ。
まだかなぁと思いながらこの写真撮りましたが、この右上にあるのが避難小屋。
この写真撮ってるときはガスが強すぎてまさかこれが小屋だとはわかっていません笑
この避難小屋までの道が良い感じだった。
若干の北欧感ありますよね。
避難小屋や!
嬉しい!!!
休みたい気持ちでいっぱいですが、まずは頂上を目指します。
ここから5分くらいで頂上です。
12:38じゃーん!
なんでこんな中途半端な位置で写真をとったかというと、本来であれば、この標識の右側に富士山がドーンと見えるはずなのです…。
まぁこの通りです笑
やっぱり4時間30分かかってしまいました。
まぁでも13:30に頂上を出れば、三条の湯までは約束の16:00に間に合う予定です。
ゆっくり休憩できます。
本当はこの頂上でご飯食べようと思っていたのですが、あまりに風が強く、ガスもあり寒さもあったため避難小屋で食べることにしました。
避難小屋です。この扉は引き戸になっていて、寒さのためか二重になっています。
中に入ると、一組のカップルがいて気まずすぎる笑
ただ、外はさすがに寒すぎるのでお邪魔しまーす笑
中の写真はさすがにお邪魔すぎると思って取れていないのですが、一枚びっくりしたのが
ハンガーも布団もある…!
本当に最悪行けなかったらここで何とか一晩過ごせるのかも…!と。
ただ、結構寒いのでこの布団+シュラフがないと夜眠れなそうですが…。
ここでおにぎりとパンを食べてました。
本当せっかく二人きりだったのにカップルごめんね。
もし、日帰りで帰るんだったら結構時間やばいよ?
と心で思いながら爆速で食べました笑
出発の前にトイレに入ります。
避難小屋の近くにトイレがあるのですがこちらもトイレットペーパーはお持ち帰りになります。
再三ですがビニール袋をお忘れなく!
さぁ、今回はここまで!
11月になってから年末に向かってなぜか連休が増え、日帰りで行ける山に行きまくっているので正直年内にすべて書ききれるか心配ですがちょっとここからは頻度を上げて年内に残りの山のレポを書いていきたいと思います。
次回はこの雲取避難小屋から三条の湯、三条の湯の小屋紹介をしていきたいと思います。
正直、ここからが大変でした。本当いつ滑落していつ遭難してもおかしくないような道だったので啓発も含めてご紹介したいと思います。
コメントを残す