こんにちは、ゆずです!
皆様いかがお過ごしですか?
あっという間に5月も終わってしまい6月。
今年も半分になってしまいましたね。
(信じられない)
今回はこの4月から全く別の業種に転職した私の経過をお伝えしたいと思います。
私は3月に6年間やった医療系の仕事(リハビリ)を一旦終了して、いわゆるオフィスワークの仕事に転職しました。
この2か月で感じたことが3つあります。
それは
1.案外、やっていけるじゃん
2.かと思えばめっちゃ辛い
3.前の仕事のことが好きなんだという気づき
です。
それぞれご説明していきます。
案外、やっていけるじゃん。
まずは、私が心配していたのが、自分が専門以外のことを0から(まぁ1くらいはあったかな)新しいことができるかという不安。
医療職の方はわかってくれると思いますが、病院やクリニックなどは本当に一般の社会人とは少し異なる感じがします。
その理由としては保険があるのでいくら稼ごうと思っても保険点数で料金が決まっているからです。
なのでよっぽどのことがない限り倒産はしないし、倒産しそうになってもなくなると困る人が多いので吸収合併などをすることがあるのでそこまで成果が求められない(本当はだめですが)という特徴があると思っています。
しかし、会社は利益が命です。
株式が上場し、利益が増えることで会社を運営していくことができますので、それなりに数字になる成果を出さなければいけません。
この数字で出るというプレッシャーに自分がついていけるかという不安がありました。
入職してみて2か月。
まだ研修が終わったばかりなのですが、これまでの仕事は全く無駄ではなかったと思います。
患者さんや他職種のコミュニケーションは本当に宝物。
ちゃんと相手を理解しようとする気持ちはどんな仕事でも根本中の根本。
同期に医療従事者が5人中3人いますが、やっぱりこの医療従事者上がりのメンバーは相手を理解しようと意識しながら研修を進めている印象があります。
結局、仕事は成果が出ていなくても頑張っていることが分かってもらえるだけでも印象がガラッと違う。
特にこういった異業種からの転職は特にね。
そして、さらに勉強する習慣があること、病院でチームリーダーをやっていたこと、勉強会を開いていたことなど、自分がやってきたことは無駄じゃなかったと思います。
このなかでは特に勉強会を開いてきたことは大きな経験でした。
相手に伝わるように魅力を伝える力、そのための資材の選択はたくさんやっててよかったです。
一時は学会に出すときのパワポが完成せずに夜中まで資料作成したこともあったけど、その時ちゃんと指導してもらったおかげ。
わたしが大好きなPodcastの毒アメパーソナリティのシノさんが言ってる
「Evrything happened for reason」
まさにそうだと思いました。
かと思えばめっちゃ辛い
1で案外自分もいけることに自信を持ちつつやはり至らぬ点も多くあります。
まず、なにが辛かったって普通にメンタルが辛かったです。
理由としては自分の完璧主義。
別に、だれもお前のことなんとも思ってないよと、心の中ではわかっているのですが。
毎日、研修で学習して毎日、進捗テストがあるのですが、そのテストの直前になると腹痛下痢笑
テストが始まってからも手が震えてしまう。
夕方になると毎日微熱が出て、それでも次の日に備えて毎日勉強しなければいけないというゆとりのない日々でした。
リモートワークなので出社もせず、家の中にいて運動もしないのですが、食欲も湧かず3㎏ほど痩せてしまいました。(筋肉量が減っただけで見た目は決して痩せてない(´;ω;`))
この手の抜けない性格が自分を追い込んだなぁと思います。
5月の上旬に会った友人にその話をすると
「これで息抜いて、手抜いてるって思われたくないもんね」
って言ってくれて、まさに多分自分が自分を追い込んでしまう理由を言語化してくれて本当にうれしかったし、こう思ってしまうのが私だけでないと感じてすごく肩の力は抜けました。
いま研修が終わって、逆に燃え尽きてしまって笑
研修が終わったら、あれもこれもやりたいと思ってたのに逆に何やりたかったんだっけってなってます笑
本当に抑うつっぽくはなってたのかもしれません。
前の仕事のことが好きという気づき
私が前の仕事を辞めたのは、自分が他の仕事でどこまでできるのか知りたかったというのが一番の理由です。
1でも述べた通り、専門職であるためそのために大学から勉強して6年間やってきました。
学会にも出たし、週末に勉強会に出るとかもやっていました(コロナ前は)
役職ももらって、経験も増えていくとともに手癖で仕事をするというか、勉強量は圧倒的に減っていたし、臨床も少し減っていたこともありました。
そんななかでこのままでも良いのかという気持ちと一般職ではどこまで自分でできるのかといった興味が湧きました。
そして最後の決め手は、リハビリでは患者さんを癒せないのではという愚問。
今はそんなこと思わないのですが、その時は患者さんがリハビリの意欲があればリハをしなくても改善していくし、やる気がない人はリハビリをやっても良くならない、と思うことがあってなんのためにリハビリやってるのかなと疑問になってしまったのです。
こんな人間にリハビリされる患者さんもかわいそうです。
そういう葛藤もあり転職しました。
そしてこの2か月やった今。
本当に素晴らしい仕事だったと思います。
研修は医療の勉強が中心なのですが、やはりエビデンスが確立されてガイドラインで推奨されているリハビリがあります。
そして他の同期で医療従事者がいるのですが、比較してもリハビリは手広く知識が必要。
どの疾患もなんとなく見たことあるなぁということもあり結構学習も進みやすかったように思います。
転職後毎日やっていたプレゼン資料の作成と発表。
これは自分が開催していた勉強会をやっていた経験が活きました。
そしてなにより、患者さんとの関わり。
もう、恋しくて恋しくて(´;ω;`)
いろんな人がいましたので、もちろんいいことばかりではなかったのですが、今は恋しくて恋しくて仕方ないです。
患者さんにたくさんの声をかけてもらって、「ありがとう」って直接言ってもらって。
何をやりがいがないとか言ってるんだよ笑
と数か月前の自分をひっぱたきたいです。
医療従事者、本当にすごい仕事です。
やっていることは無駄じゃないし、自分のためにもなってさらに患者さんのためになっている仕事です。
もし医療従事者が見ていたら、本当に人のためになっている素晴らしいことをしています。
毎日えらい。
そして患者さんとの関わりは自分とは違う人生を知る機会です。
離れてみてわかるっていうのは本当。
私は前の仕事が大好きだし、誇りに思っています。
といことでこの2か月。
楽しかったと辛かったの2択だと辛かったの方が強いかな笑
でも、知ることが多く、実りのある2か月でした。
今年は自分の中でも成長の年。
また、今年度は定期的に転職その後記事を挙げていきたいと思います。
文字だけの長文でしたがお読みいただいてありがとうございました!
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