こんにちは、ゆずです!
今回は、2か月ぶりの登山に行ってきたので山行レポです!
今回行ったのは、塔ノ岳。
この塔ノ岳は神奈川県丹沢に含まれる山です。
この塔ノ岳は1491mの低山。
しかし、低山と侮るなかれ、標高差が登山口から頂上まで約1200mあり、この標高差は北アルプスや富士山レベルのものになります。
そして、この塔ノ岳の最も有名なコースが大倉尾根と呼ばれる尾根を歩いているコースなのですが、この尾根は通称「バカ尾根」と呼ばれています。
なぜかというと、とにかく登りばかりの尾根だからのようです。
この標高差とバカ尾根という名前から正直行く前からびびりまくってました。
そして、3月末にやっかいな風邪をひいてしまい、咳が止まらず肋骨を骨折してしまいました。(診断は3月30日笑)
診断からは2週間ほど立っていたのでピークの痛みは軽減しており、コルセットは離脱していましたが、身体を伸ばすと痛みがでる状態だったのでゆっくり行くつもりで行きました。
今回想定していたコースは大倉尾根を経由して塔ノ岳頂上へ。
その後鍋割山への縦走を想定していました。
実は、3月に茨城にいったときも筑波山に行く前に丹沢に行こうとしていたのですが、残雪があったため断念。
しかし筑波山もどうやら雪らしいとのことでただのおでかけになりました。笑
今回念願の丹沢です。超楽しみにしていました。
前日までは天気もA判定。ここ最近天気に恵まれていなかったため、やっと行ける!という気持ちと久しぶりだし、病み上がりだし不安…という気持ちの間でせめぎ合っていました笑
さて、当日。今回は4月12日に行きました。
朝8:00過ぎに大倉駐車場に到着。
トイレなどを済ませて、いよいよ出発です。
駐車場から約10分、8:21に登山口に到着します。
塔ノ岳までは6.4㎞。
この看板の横にある、黄色の看板が遭難した場合の通報の電話番号と、ナンバーが振られています。
もし遭難した場合は最後にみたこの看板の番号をみてナンバーをいうことでその付近を警察や消防が捜索してくれるというシステムです。
塔ノ岳まではこの看板がNo.45まであります。
それを目印に進んでいくことができるのも利点です!
出発時は天気も良く、気候も半袖になってもちょうどいいくらいの登山日和でした!
最初は坂道が続きます。比較的、舗装された山道で道幅もそこそこあるので安心して登れます。
歩き始めて20分、8:41に観音茶屋に到着。
残念ながらやっていません、土日限定のようです。
コーヒーあんとは…。
夏にはかき氷も売っているようですね。
トイレもあるので安心です。
そのままさらに進みます。
まだまだ余裕です。
ここから少し歩くと分岐があります。
写真、撮り忘れたのですがその分岐を左に行くと大原高原サイト経由で塔ノ岳に行けます。
右に行くとそのまま直接塔ノ岳に行けます。
右に直接行く方が3分ほど速く着きます。
行きは右から直接行けます。
7分程度ですぐに合流します。
合流場所↓
観音茶屋から20分、9:00に見晴らし茶屋に到着です。
こちらは9:00から販売開始ですが、宿泊もできるようです!
宿泊でなくてもコーヒーなど購入することができますよ!
見晴らし茶屋からの見晴らし笑
秦野の街。向こう側は海かな。
ここからはゆるやかな坂道が続きます。丹沢特有の木道も。
9:17に一本松に到着。
看板はまだNo.18。
ここからもそこまできつい道はありません。
登山開始から約1時間10分9:30に駒止茶屋に到着です。
この日の気温は21℃予報。
この時点で半袖+アームカバーで汗だく。
5分程休憩しておやつを食べます。
年季の入った手造り看板。
次の堀山の家を目指します。
ここから徐々に急こう配になっていきます。
さらに、なんとずっと怪しい雲行きだったところ、雨がぽつぽつと降り始めました。
昨日までA判定だったのに!!!!
堀山の家に9:56に到着です。
もうこの頃にはカッパを着ないと凌げないまぁまぁの雨になっていました…。
そのせいで残念ながら写真を撮り忘れています(言い訳)
ただ、まだこの時にはそこまで気温は下がっておらずカッパが蒸れて暑いくらい。
去年の夏の唐松からほぼ毎回カッパ着てるような気がするなぁ笑
堀山の家も現在は土日営業のようで、私が訪問した日にはやっていませんでした。
カッパをきて、リュックにレインカバーをつけて、出発です。
幸いまだ雨が降り始めたばかりだったので、歩くのには問題ないコンディション。
つぎは花立山荘を目指します。
堀山の家からが階段、急登が続きます。
その代わり木々も少なくなってきて、見晴らしも良くなります。
そして雨にも、まともに当たります笑
一緒に行った同期は雨登山初めて。
毎回、ぺちゃくちゃしゃべりながら歩きますが、カッパのせいで何話してるかお互い全然わからない状態で歩きます笑適当に返事してる笑
これ晴れてたら綺麗だろうな笑
階段が続きます。
階段上って少し、平坦歩いて、また階段がでてきたときには「あああああ~」と叫びながら。笑
でも、木々がなくなって周囲の景観(この日は真っ白だったけど)を見えるようになると、疲れが軽減します。
頑張って登り切り10:48、花立山荘に到着です!
少し雲が薄くなったかな。
雨も小雨です。
この山荘の右側にもうすでに階段が見えている…
ここでも休憩はせずそのまま塔ノ岳を目指して進んでいきます。
ここからは急登は少なく緩やかな階段を坂道が続きます。
花立山荘から15分程11:06に金冷しに到着
ここから右に行けば塔ノ岳、左に行けば鍋割山です。
看板のNo.43です。塔ノ岳までは600m!!!
最後にもう一発なが~い階段が待っています…!
最後のこの階段が結構きつかった。
文句たれながら登っていたのですが、後ろからトレランのお兄さんが来て道を譲ろうと思ったら「もうすぐそこだよ」と、何回か来ている手練れのようです。
お兄さんの言う通り本当に8段ほど登ると開けて頂上の広場にでます。
このころには雨も強くなり、山頂は完全にガスに覆われていました。
11:25に登頂です!
休憩も含めて、丁度3時間ですね!写真が適当すぎる。
なんも見えない!そして寒い!
本当に今年の山行は天気に恵まれません…
本当だったら、ここのベンチでご飯を食べる予定だったのですが、どうかんがえても寒い。
ということで、尊仏山荘にお邪魔しました。
ここは年中無休です。
二重扉になっており、1つ目の扉を開けると荷物を入れる棚があります。
そこに荷物を置き、もう一枚の扉を開けて入ります。
カウンターになっており、カップ麺やビール、Tシャツやサコッシュも売っています。
私は寒すぎるのでホットコーヒーをいただきます。
お店の方に聞くと持ち込みのものも食べてOKとのことだったので、おにぎりとサラダチキンも食べます。
どんだけ寒くても、汗はかいていたので塩分が最高でした笑
午後が晴れになる予報だったので、正直ここで晴れるのを待つのもアリかなと話してなんだかんだ40分ほど滞在。
晴れはしませんでしたが、雨はかなり弱まりました。
しかし完全に止まず、次の日も仕事だったので、今回は鍋割をあきらめ、ピストンで帰ろうということになりました。
山荘を出るときに荷物をしょい込んでいると、でかい荷物を持っている方がいたので、お話すると蛭が岳~丹沢山~塔ノ岳と縦走したのだそう。
前日は天気もよくいい景色が見えたそうです。
こればっかりはやっぱり運ですね。泣
12:14に尊仏山荘を出て下山開始。
5~6分すると少し晴れ間が。
後悔するんだよねぇ、もうちょっといれば!!!って笑
下りは、登りの時見る余裕がなかった景色も見えて楽しいです。
すこーしだけ富士山も見えてきました。(伝われ)
歩き始めて、40分程。
すっかり山林の中にはいりますが、霧がかって結構幻想的。
ちなみにこの通りですべって転びました笑。
帰りは、行きのときにいかなかったキャンプサイト経由で帰ります。
あっという間に14:02、キャンプサイトに到着。
トイレもありました。
大観望からの景色はこちら
だいぶ雲も薄くなってきました。
写真では見えにくいですが、肉眼では海もみえました!
山から海が見えるのは不思議な感覚です。
大山のときも思ったけど。
14:45登山口に到着です!
尊仏山荘での休憩40分を含めて6時間19分!8時間5分が標準のコースなのでまずまずいいタイム。
下ってきたらやっぱり晴れてきました笑
帰りには靴の洗い場もあって大満足です!
そのまま日帰り温泉でしっかり汗を流し、ふくらはぎだけ交代浴をしてゆっくりできました!
まとめ!
とにかく、景色が見られなかったのが残念だった…!
12月に行った山梨の低山、雪頭ヶ岳に比べると昇降がすくなく、ひたすら登りっきり!というのがわたしには合っていたのか、あまりつらく感じませんでしたが、一緒に行った同期は塔ノ岳の方がアドベンチャー感が無くてつらいと言っていました。
ただ、この富士山に匹敵する標高差を登りきれたことは結構、自信に繋がったなぁと思いました。
そして、絶対リベンジする笑
いま、職場にもうひとり山に引きずり込めそうな人がいるので、その人とまずは鍋割山からデビューしてもいいかなって思ってます(勝手に)
丹沢山、蛭が岳も目標ですね!
次回はわたしが、登山の時に使っているユニクロアイテムをご紹介したいと思います!
たくさんあるわけではないのですが、ユニクロとても優秀です笑。
ぜひお楽しみに!
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