こんにちは、ゆずです。
最近はかなり温かくなってきて、山に行くには最高の季節になってきました。
今回はGWの二日目、4月28日に長野県南アルプス最北端の入笠山に行ってきました!
入笠山は長野県に位置する標高1955mの低山です。
ゴンドラを使って1時間程度で山頂までいけるのに、頂上からは富士山から南アルプス、中央アルプス、北アルプスを望むことができる山です。
雪山登山の入門編としておすすめされる山としても有名です。そして、花の山とも呼ばれ6月頃にはスズランの群生が見られることでも有名です。
今回、私は初めてのメンバーで行きました。
なんと、0歳児保育からずっと一緒だった幼馴染とそのお母さんと行ってきました笑
正直もう自分のお母さんといっても過言ではないため気楽に行ってきました笑
幼馴染のお母さんはとにかく毎週登山に行っており、昨年の夏は週末に剣岳にのぼり、1週間しっかり仕事をして、その次の週末に白馬三山に行くと言うとんでも母ちゃんです。
時間作りも体力もえぐい。
わたしの幼馴染はもちろん同い年。
保育園~中学校まで一緒でしたが、昨年の年末はその幼馴染の家で一人紛れ込んで過ごす始末。
めちゃ仲良くしてくれています。
お母さんに連れられて、そこそこきつい山に年に1回ほど連れられていますが、登るにあたって「ついていけるか心配」と話していました。
この時期の入笠山は、なんでも車が込み合いそうとのこと。
また、GWの2日目ということもあり東京を朝5:00に出発しました。
この日は朝から快晴。
山梨に入るとあっという間に富士山や八ヶ岳が見えてきてテンションが上がります。
高速道路もなんとかぎりぎり渋滞に巻き込まれずに高速を降りることができました。(ちなみに幼馴染のパパがGWの朝7時台に高速乗ると絶対に渋滞に巻き込まれるといった助言もあり!)
7:30頃に長野県富士見町の沢入登山口に到着。
約20台ほどしか停められず、私たちが7:30についても残り2台程度しか停められないくらい混んでいました。
さすが長野の山、駐車場混むよね。
そして、ゴンドラを使用しないメンバーなので朝が早い笑
ぎりぎり停められてよかったです。
もうこれは完全に幼馴染のお母さんのエグゼキューションのおかげ!
沢入登山口にはトイレがあります!ここでトイレを済ませました。
7:47 沢入登山口から出発です!
最初は山林のなかをくねくねと登っていきます。
急な坂はなく、緩やかに登っていくような道です。
この日の気温は長野県の富士見町で最高気温が28℃。
めっちゃ暑い。
事前に他の方のYouTube動画で6月に行った方が朝の気温9℃というものも見たのでビビりまくりフリースなんかをもっていったのですが全く必要ありませんでした。
最初の登りはじめから半袖+アームカバーで問題ないレベルの寒さでした。
仕事の話や幼馴染一家が海外にいたときのこと、山のことなど話は尽きません。
とにかくぺちゃくちゃ話ながらあっという間に湿原に到着します。
歩き始めてから52分、入笠湿原に到着です。
4月はまだまだ、草が茶色いですが、ここから新緑が深まっていくにつれ湿原も青々とした草原になっていきます。
すずらんの季節が早いことはわかっていたのですが、ここ数日温かいことが増えてきていたためか水芭蕉が咲いていました!
この日は時間にもゆとりがあったため、湿原をぐるっと回ります。
とにかくいい天気で気持ちがいいです!
風も心地よく吹いて、本当に春の陽気を感じられます。
湿原というだけあって、尾瀬のような雰囲気で木道と小川のせせらぎが最高。
今年は天気に恵まれていないので、こんなに快晴だったのは1月の御岳縦走以来。
10分程ぐるっと湿原を回って、再度山道に戻ります。
湿原を抜けるとすぐ、山彦荘がお出迎え。
ここに本当に気のいいおじさまがいらっしゃいました笑
「いらっしゃ~い、今日は天気が良くて運がいいね!日頃の行いが相当いいんだよ~!そして俺に会えたってことも相当運がいい!」
と話しかけてくれました笑
山彦荘の方のようです笑
この山彦荘は食事も採れるし、お土産もあります。
宿泊もできますよ!
トイレもあります!
入笠湿原には6月になると、スズランがたくさん咲くため、すずらんグッズがたくさんあります。
帰りにお土産を買うことを約束して、頂上を目指します!
山彦山荘の左側に登山道入り口があります。
そこを抜けるとまた湿原があります。
湿原の中を通手もいいし、コンクリートの道に沿っていき、ヒュッテ入笠の横を通っても山道にいくことが出来ます。
登りは湿原内を通っていきます。
湿原からは富士山を望むことが出来ます。
湿原を抜けるとすぐに山道に入りますが、岩場ルートと迂回ルートを選べます。
距離的には岩場ルートの方が近いですがやや急登です。
迂回ルートもそれなりの山道ですが迂回といっているだけあって、岩場ルートよりは緩やかな登りになります。
すれ違うには迂回ルートの方がやや広い印象えを受けました。
登りは岩場ルートを選びました。
写真はありませんが、ほんの10分くらいでしょうか。
まさに岩場なのですが天気がいいので、滑りやすい場所もなく気を付けていけば問題ありません。
下りの方が怖そうです。
この最後のきつい岩場を登りきると
登頂!!!
9:35に登頂しました!
この日はとにかく天気が良くて360°、山を見ることが出来ました!
まずは富士山。
少し雲がかかっているのも、風情があります。
この写真は望遠レンズを使用して撮影。
午前中の内に登頂しているのですがやはり少し霞みがかっています。
こちらは南アルプス。
一番左の高い山が多分、甲斐駒。
友人がかなりきつかったと言っていた。
いつか行きたい。
そして中央アルプス。Withわたし。
邪魔してすみません、中央アルプスのみの写真がなかった笑
そして、大好きな北アルプス。
憧れの穂高や白馬、槍ヶ岳が見えます。
雪が被っている姿がかっこいい。
もう最高の大パノラマです!
年内の登山があまり天気に恵まれていないため、久しぶりの晴天で感動してしまいました。
入笠山という南アルプス最北端の場所でアルプスを一望でき富士山まで見えるのはロケーションも最高でした。
ひとしきり写真をとりました。
頂上近くには、なんだかかわいい石の置物もいました。
そして湿原をぐるっと回ったり、のんびり休憩しても2時間かからない程度で、この絶景を見られるのはまさに入笠山だけ!といった感じ。
丁度、おやつタイムに良い時間だったのでおやつ交換笑
友人のお母さんはエシレバターで作ったパウンドケーキをくれました。
黒豆が入ってるケーキだったのですがめっちゃおいしかったです。
幼馴染は台湾で買ってきたという梅やグリーンマンゴーのドライフルーツを持ってきてくれました。
グリーンマンゴー、甘酸っぱくておいしかったです!
乾物なのでがさばらないのもいいですよね!
わたしはじゃがりこのファミリーパックをお渡ししました。
お菓子交換楽しい笑
写真と、休憩を合わせて20分くらい頂上に滞在。
徐々に登山客も増えてきたので、名残惜しいけど下山します!
次は迂回ルートで下山し、お昼ごはんを目指してにヒュッテ入笠に向かいます。
徐々に人も多くなってきたため、迂回ルートではすれ違いが多かったです。
少し狭いですが譲りあって進みます。
35分程度でヒュッテ入笠に着きます。
ヒュッテ入笠は、11時から開店です。
ワイン煮込みや塩豚丼などが名物のようです。
以前はビーフシチューが有名だったようなのですが、人気になりすぎてしまったことと、あまりにおいしすぎて周りのお店もお肉を買うようになってしまいお肉の仕入れができなくなってしまったことを理由にシチューの販売がなくなってしまったようです。
詳細はヒュッテ入笠のHPに載っています。
オーナーさんの熱い思いとヒュッテ入笠にかける思いが素敵です。
ヒュッテ入笠 HutteNewCasa | – 入笠高原の小さな山小屋 – (hutte-new-casa.com)
このオーナーさんが本当にいい人そうです。HPからもにじみ出ています。
20分程、食事をなににするか選びつつ開店を待ちます。
ちなみに、ヒュッテ入笠の食堂には荷物を置けないので、外の荷物置き場に荷物を置きます。
ヒュッテ入笠にはワンちゃんを買っており、大きな犬小屋があります。
噛んでしまうこともあるようで、小さなお子さん一人では近づかないようにとの注意喚起があります。
この日は犬小屋にはおらず、少し離れた場所で他のワンちゃんと遊んでました笑
もちろんリードがついています。
ヒュッテ入笠に宿泊する場合は、事前に相談すればお散歩にも一緒にいけるようですよ!
11:00の2~3分前に開店。
オーナーさんが何回も「もう少しお待ちくださいね」と話しているのが印象的でした。
幼馴染のママは塩ラーメンを、私と幼馴染はカレーを注文しました。
ちなみに支払いはPayPayも使用できます。
私たちは外のテーブルで頂きます。
食事の時はランチョンペーパーを置いてくれるのですがそれもまたかわいい。
食前に野沢菜のお漬物がでてきました。
汗をかいた後に塩分が染みわたります。
すぐにカレーも届きました。
オーナーさんが運んできてくれましたが、ダッシュで運んでくれました。
体感が強すぎて、ダッシュしても全然液体をこぼさない。
そして常に笑顔でかわいらしく、好感度がえぐい!
カレーにはサラダがついています。
カレーのお肉はホルモンだと思います。
カレールーたっぷりで最高。
カレーはほぼ辛くなく、お子様も食べられると思います。
天気が良すぎて、日向では日焼けをしてしまうので日陰で食べていたのですが、動いていないとやや肌寒いです。
そして、車のなかでも、登山している間もずっとしゃべり続けているのに結局また喋り捲る充実したお昼休憩になりました。
熱い思いを持ったオーナーさんがいるヒュッテ入笠おすすめです。
さぁ、のんびりお昼休憩をし、12時頃に出発します!
ここからはまた山彦荘まで15分程度。
山彦荘では、登りのときに約束した通り記念バッチを購入。
お土産で、そばどら焼きを購入しました。
行きで声をかけてくれたおじさんが覚えていてくれて「帰ってきてくれて嬉しいよ~」と迎えてくれました。
「山頂はどうだった?」「よかったね」「そこにも水芭蕉の花あるよ~」など本当にかわいらしいおじさま。
帰りにも私たちの姿が見えなくなるまで手を振ってくれました。
ほっこり。
ここから帰宅と思いきや、富士パノラマリゾートの山頂駅に向かいます。
湿原のなが~い階段を上って向かいます。
こちらはスキー場になっており、冬はスキーができるようです。
幼馴染はスキーをしにきたことがあったみたいで記憶よみがえっていました笑
駅にはカフェもあり、ルバーブのアイスなどがありました。ここも景色がよく、パラグライダーをやっている人もいました!
さぁ、また湿原に戻って沢入登山口の駐車場に戻りましょう!!!
帰りもずっと話しまくっていました笑
約50分程、13:54に沢入駐車場に到着しました!!!!
湿原を出てから沢入駐車場までの道のりはかなり長く感じました。笑
やはり森の中に入ると景色が変わりにくいので長く感じるのかもしれません笑
無事下山して帰宅しました!
のんびり登山できたのと、とにかく天気がよくて絶景を楽しめたのが最高でした。
GWということもあり、若干帰りは渋滞しましたが完全に止まってしまうことはなくのろのろ運転で帰ってくることができました!
すべては幼馴染のママのエグゼキューションのたまものです。
まとめ!
手軽にこんな広大な絶景を見られる山があったのか!とびっくりしました。
登山経験が浅い場合はゴンドラを使ってこられるのもかなりいいですね!
山の手練れには少し物足りなく感じるかもしれませんが、とにかく景色がいいので大満足でした。
手軽さ故に初めての雪山登山として選ばれるのも納得です。
次回は雪の時期…?チェンスパでいけるとのことだったので要検討です笑
そして、このメンバーの登山、めっちゃ楽しかったので、また行きたいです!!!!!!
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