こんにちは、ゆずです!
山の話ばかりで、たまにはインドアの話もしようかと思い、今回はわたしが好きな本についてご紹介していこうと思います。
ちなみに、本はあまり読むほうではないのですが、Audibleで聴くことが多いです。
と、いうのもやっぱり本を読んでいると眠くなってしまうので笑
Audibleで気に入った本があると購入する傾向にあります。
一度気に入った本は何回も読みます。
本を読むのは大体病院での待ち時間か、コインランドリーで乾燥機を待つ間が多いです。
電車の中で読むと酔ってしまうので、移動時間はあまり読みません。笑
さてさっそく、ご紹介していきたいと思います。
1.生きるとか死ぬとか父親とか/ジェーン・スー
毎回で申し訳ありませんが、わたしの大好きなPodcast、Over the Sunのパーソナリティでもあるジェーン・スーさんの本です。
この本は、テレビドラマ化しております。
名作。
これはジェーン・スーさんとお父さんとの関わりを記したものです。
このお父さんがかなりくせ者。
本当に面白く、ただ当事者はかなり大変だろうなぁと言うのが伝わってきます。
スーさんが生まれる前の、お父さんとお母さんのエピソードや、スーさんが小さいころの記憶などから、老いていく父親を見ながら、今度は父を世話する立場になるという経過が、本当に明日は我が身というか、自分の行く道を照らしてくれているというか笑
スーさんは20代のころにお母さまを亡くされており、それも20歳で父を亡くした私と境遇が似ているのを重ねてしまいます。
そして、スーさんは一人っ子。
親の諸々がすべて、自分にのしかかってきます。
それもなんだか私にあてはまるようで、その将来の不安を、苦労を、なんでも笑いに消化して明るいエピソードとして話しているのが本当に素敵です。
時折Podcastでも登場しているお父様ですが、いまでも介護の経過は山あり谷ありのようで。
でも、元気で長生きあして欲しいと切に願います。笑
2.変な家シリーズ/雨穴
これは言わずと知れた最近の話題本です。
もともとYouTubeの30分程のホラーミステリーの動画から有名になった雨穴さんですが、
・変な家
・変な絵
・変な家2
の3つが出版されています。
1冊目の変な家は映画化もされたことで有名です。
変な家は考察動画などもでていて、答えを知っているとみていて面白いです。
この雨穴さんの変なシリーズは、考えながら読み進められるのが面白くて、中毒性があります。
どのシリーズもぎりぎり、現実にありそうでない話なのがまた面白い。
1冊読み終わるたびに、次の早く出ないかなぁと思う作品です。
1冊目の変な家についてご紹介すると、雨穴さんの知り合いが家を買おうと持ってきた家の間取り図を見ると、台所にあった変な空間に気が付きます。
なんのための空間なのか、雨穴さんの知り合いの建築士である栗原さんに相談しに行きますが、他にもどんどん違和感が出てきて…。
といったようなはじまり。
どんどん謎が増えていくなかで最後には綺麗に伏線を回収していくサマは本当に気持ちいいです。
そして、最後には…と言ったような形でドキドキが待ち受けています。
ぜひ読んでみて雨穴中毒になって欲しいです笑
3.スタジオジブリ物語/鈴木敏夫(監修)
なにを隠そう、私はスタジオジブリが大好きです。
いままで自分で選んできた進路はなんでもジブリに絡ませています笑
とにかく大好き。
一番好きなのはトトロです笑
このスタジオジブリ物語はスタジオジブリが初めて作った作品である「風の谷のナウシカ」から2023年の「君たちはどう生きるか」までのジブリのドタバタ劇を記しています。
読んでて思うのは宮崎さんと鈴木さんの二人は長年連れ添った夫婦のようです。
奔放に自分のやりたいことにまっすぐな旦那(駿)とそれに対して「しょうがないなぁ、まぁそこが好きなんだけど」みたいな妻(敏夫)のような関係性が本当に好き。
インタビューもたいてい、鈴木さんがでてくると「宮さんは~」で話し始めるといった感じで、お互いが尊敬しあって仕事をしてるんだなぁと思います。
この本の魅力はいままでのジブリ作品27作品の制作開始から上映までの生みの苦しみを鈴木P目線で語られています。
ジブリが好きな人なら、確実に読んだ方がいい。
なんでこの声優になったのか?1か月でアニメの制作は5分しかできなくて、公開に間に合わない!などの裏エピソードが盛りだくさん。
そのなかでも私に突き刺さったのは「火垂るの墓」「となりのトトロ」の二本立て公開の章。
まず、火垂るの墓の前に制作されているのが「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」が大成功しており、この時点で宮崎監督といえばSFといった固定概念が社会に根付いてしまっていたそうです。
そのなかで「火垂るの墓」という日本の過去の暗い歴史をアニメにするのはかなり反対されたようです。
宮崎監督はぎりぎり戦争を知っている世代。
この企画を持ってきた方も戦争を経験してその実体験に近いものを作成していくのですが、正直戦争を知らない私たちとは考えが全く違います。すごく辛辣。
またこの火垂るの墓と同時並行でトトロの制作も行っており異例の二本立てで公開となりました。
そして、ジブリと言えば!のコピーライターである糸井重里さんが初めて参加した作品でもあります。
「4歳と14歳で、生きようと思った」「このへんないきものはまだ日本にいるのです。たぶん」ってもう最高。
すべての好きと大変が詰まった章でした。
ジブリ好きな人は一読必須。
ジブリファンじゃなくても世界的に評価されている作品の舞台裏に興味があるひとにはぜひ読んでいただきたいです!
以上ですいかがだったでしょうか?
完全に私が好きな本なので、みなさんに刺さるものではないかもしれません。
ただ私が好きな本のなかでも別ジャンルのものを選定したつもりです!
ぜひ、参考にしてください♪
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