青森県立美術館を見終え、新青森駅から再度新幹線にのり、八戸駅へ。

八戸に泊まる新幹線は限られてきますので、事前にしっかり時間を調べておく必要があります。

わたしたちは、新青森15:52発の新幹線に乗りました。

八戸からは三沢駅という駅まで行きます。在来線の「青い森鉄道」という電車にのって4駅です。

三沢駅からは、星野リゾートの送迎バスが運行しています。

が、バスにのるには、公式HPから前日までに予約が必要です。

ちなみに乗車時間は5分程度。三沢駅から15分程度歩いても青森屋まで行くことができます。

歩いている中、ほとんど星野リゾートの敷地内なので山奥過ぎて夜は歩けないなんてこともありません。

途中で元湯(青森屋よりもより源泉に近い温泉)を通り過ぎていくような形です。

お疲れでなければ時間に左右されない徒歩もおすすめです。

ちなみに私たちは17時近くにチェックインしましたが、チェックイン開始の15時ごろは駐車場もフロントも混むようなので少し時間をずらすのも手かもしれません。(せっかく泊まるなら早く行った方がいいですが笑)

やや遅くはなりましたが17時であればフロントも混んでいることはなくスムーズにチェックイン。

チェックイン時に、夕食時間と朝食時間を選べます。

いずれも、チェックインがやや遅かったため、夕食時間は19:15~、朝食は8:15~を選択しました。

お部屋の鍵はオートロックではなく、鍵での施錠。鍵のキーホルダーもりんごの形でかわいい!(友人撮影)

お部屋の中はと言うと、、、

ドーン!好き!

分厚いお布団と、掘りごたつ風のテーブル。外は青い森鉄道が通る線路が見えました。

バスルームはシャワーのみ。トイレはもちろん別です。

手洗い石鹸がまた、いい香りなんです!

お風呂セットもあり、館内では作務衣で歩くことが出来ます。また、550円で有料で浴衣をレンタルすることもできます。

私たちはまず、歩いて15分程度の元湯でひとっ風呂あびに行きました。

ホテルの方は15分とおっしゃっていましたが、私たちの足では10分以内に到着しました。

元湯は宿泊客じゃなくても半券を買って入浴することもできるようです。

大人は450円で入浴できます。三沢駅からであれば歩いて5分程度です。

休憩場所として中に畳のスペースがあり、外にも少し涼める場所がありました。

ややせまく、ロッカーも少ない印象を受けますが、日曜の夕方は満員というわけではありませんでした。

半券を買っている方や中でもかごを持っている方などもいたため、星野リゾートに宿泊している方以外にも案外多い印象をうけました。

温泉は無色透明。匂いもあまり気になりませんでした。お湯はやや熱めで湯舟に浸かってたのは5分~10分の間でしょうか。私たちはサウナも苦手なので本来はもっとゆっくりされる方が多いかも笑

少し、涼んでホテルに戻ります。

青森屋はフロントとラウンジが2階にあり、1階に食事処・居酒屋・お土産屋さん・お祭り会場のような「じゃわめく広場」・大浴場があります。

夕食までまだ時間があったためじゃわめく広場に行くことにしました。

内装がかわいすぎる。提灯があったかい雰囲気を感じさせます。

館内はやや坂道がありますがなだらかなため車いすでも押してくれる介助者がいれば問題ないでしょう。

私たちの最も気になっていたりんごジュースの出る蛇口です。

20時になると「枯れて」しまうので頂きます。

今回、新幹線移動のなかでりんごジュースをリンゴの品目ごとに4種類のみましたが、この蛇口のリンゴジュースももちろん100%ジュース。後味にややえぐみを感じますがそれがさっぱりとさせてくれ大人にはこれが飲みやすいかも。

枯れたあと↓

ほたて釣りは終了しており、りんご飴も売り切れで食べられませんでした…

写真だけちゃっかりとってきましたよ笑 (もちろん食品サンプル)

ここでアクシデント。じゃわめぐ広場にいた人たち全員のスマホの警報音が鳴りました。

本当にびっくり。警報音は地震警報でした。

この日北海道の十勝地方を震源として地震があり北海道では震度5弱。

青森屋のある三沢は震度3でした。その場にいたお客さんは広場の中央のベンチに誘導され、上からのものに当たらないように金魚のぬいぐるみを渡されそれを頭に載せて地震がくるのを待機しました。

大きくはありませんでしたが、やや長く感じました。館内放送でも私たちを安心させてくれる言葉や緊急でエレベーターが使用できなくなるといったアナウンスが流れました。数分して安全が確認され、再度安全確認のアナウンスが流れました。私たちはこの広場で地震がくるのを待てましたが、大浴場にいたらと思うとやや怖いですね。ただ、ぬいぐるみを貸してくれ、頭を保護するように指示がありスムーズな誘導とアナウンスはとても安心できました。

何事もなくてよかった。

そんなこんなで夕食の時間が近づきます。

私たちはバイキングを選択したため食堂に向かいますが、じゃわめぐ広場から食堂に向かうまでのみちのりもまたかわいい。 金魚の提灯が本当に縁日のようなわくわく感を感じさせます。

食事処は大きくふたつに分かれていて、混雑しないように工夫されています。

最初に食事の説明をされてから席に案内されます。

さて、食事はと言うと…

右奥のお皿はホタテのバター醤油やき、ホタテコロッケ、豚の角煮。

手前のお皿は山芋のわさび醤油和え、おくらの昆布和え、えびとホタテの刺身

奥の中央のお皿はまぐろ丼。(トッピングがいくつかあり、とろろをのっけています。)

左奥がサラダですね。

他にステーキやてんぷらがその場で用意してくれる料理としてありました。

私は普通のお味噌汁を飲んでしまいましたが、せんべい汁などの郷土料理ももちろんあります。

真面目に撮らずすみません笑。

もう本当にこれ以上食べられないくらいたらふく食べました。笑

やはり魚介類はすごくおいしくて、特にホタテがおいしくて都内に住む私たちはなかなかそんな魚介はたべられなかいから余計おいしくかんじたのかな、刺身も焼きもおいしかったです。

少し食休みしたあと、内湯へ行きます。

じゃわめぐ広場から温泉に向かいます。一つ目ののれんをくぐると

ねぶた風のオブジェ。ここから右へ行くと女湯、左へ行くと男湯です。

それ以降はカメラ禁止です。もちろんですが。笑

内湯も露天風呂ものんびりできました。浅い場所もあったためお子さんも安心ですね。

お湯からでたらそのままヨッテマレ酒場に。

私はピルを飲む時間が近かったため、ノンアルコールのリンゴサワー。友人は青森の日本酒を選択。本当においしい。りんごずくしの一日です。(写真は顔うつってたので控えます笑)

その時間に、私たちはいけなかったショーをやっており、飲んでいる間にお客さんが満足そうなお顔で出てくるのを見てました笑

せっかく行ったなら見てもいいなと思いますが、なんせ行動が遅かったです笑

ゆっくり写真などを見返し、近況を話しながら一杯飲み、お部屋に帰ります。

友人は速攻寝ていました。そして、夜中トイレに行くのに段差で転倒していました、本当にみんな気を付けてください笑

翌朝、朝食が8:15であったため、7:00に起床し朝風呂へ。

露天風呂に行くとやはりよるとはガラッと雰囲気が変わって、池や小さな滝が見えてさっぱりしました。

さて、朝ごはん。

左下から海鮮丼(自分で好きなのを盛れます)、右下が焼き鮭とホタテの卵とじ?、あとはサラダとみそ汁です。

こんな贅沢な朝ごはん…。海鮮丼はマグロのたたき・ホタテ・イカ・明太子・とろろからえらべ、もちろんすべて盛っています。笑

この二日間で一年分のほたてを食べたような気がします。

のんびり食べて、名残惜しいけど準備をし10時台の電車に乗りたかったため早めにチェックアウトし、ラウンジでコーヒーをたしなみます。

ちなみにチェックアウトは12:00。イベントとして午前中には小物を作ったり、周囲の公園を散策したりすることもできるようです。

さぁ、いよいよ帰ります。本当に名残惜しかった。

帰りはバスにのり、三沢駅に向かいます。写真を撮り忘れましたがお見送りでホテルの方が大漁旗を振ってくれます。余計名残惜しい。

最後まで最高のホテルでした。口コミだと残念といった声も聞かれるようですが、私は高級ホテルに慣れていないのもあり、スタッフさんの対応やお風呂、お土産屋さんの充実(これが個人的に大事でホテルにいる間に荷造りをしたいんです)、食事のおいしさ、内装など総じて満足でした。

番外編

お土産シリーズ

部りんご。笑

ジャムは星野リゾートのオリジナルジャムです。リンゴのシャリシャリ感も残ってて食べ応えがあります。

縦長の二つは両方アップルパイなのですが食べ比べしたいのと、両方個包装になっているため、配るように購入。リンゴジュースはたくさんの買いたかったんですがかさばるためにパックのものを購入しました。

他にも青森はにんにくが有名のようで、ニンニク土産も多かったですよ~。

みなさんの参考になると嬉しいです!

それでは!

(次回、真夏の唐松岳編!の予定)