こんにちは、ゆずです!
前回に引き続き、乗鞍岳のレポを続けます。
前回、ようやく車酔いをしながらもスタート地点の畳平に到着しました!
畳平のこの時の気温が14℃。
半袖では寒いレベルです。
一回、畳平バスターミナルの中に入り、靴紐を結んだり、荷物の整理をしたりします。
10:46出発です。
入口がややわかりにくいのですが、バスターミナルのすぐ横に下っていく階段があるのでそこから下っていきます。
右手側にはお花畑がありぐるっと1周することが出来ます。
緩やかな坂道を上がるような感じで上がっていくと右手に不消ヶ池が見えます。
すぐ横には雪があります。
雪が解けないことから「消えずヶ池」という名前になったとか。
少し急な階段を上がると、舗装された平坦な道になります。
そこから、もう少し歩くと富士見岳入口に着きますが、富士見岳は帰りに寄るので行きはスルーです。
少し歩くとこんな感じ。
きっと雲が晴れていればもっときれいな景色が見えるんだろうな。
また、ここからは平坦な舗装された道を進みます。
ここはほぼ平坦なので走れます笑
左手には先ほどバスで上がってきたくねくねの道が見えます。
山の斜面には、少し雪が残っており、その雪でバックカントリーをしているスノボープレイヤーも!
右手には宇宙センターが。
東大の研究機関があるみたいです。
出発から約30分。
肩の小屋に到着です。
ここにはトイレがあるのですが、私が寄った際にはトイレットペーパーがなく…。
水に流しても大丈夫なティッシュを持っていたのでそれを使って用を足しました。
この肩の小屋を抜けると剣ケ峰口が見えます。
ここからが本格的な登りです。
登りの最初の方は、小さめの石が転がっていて、登りはもちろん、下りはかなり滑りやすそうな地面です。
斜面はそんなに急ではありません。
人が多いですが道幅も広いのですれ違いもなんなく可能。
道の横にはロープが張られており、ロープの外側には高山植物が。
多分ハクサンボウフウ。
剣ケ峰口から20分程すると、今度は岩がゴロゴロとした道になります。
この道は少し歩きにくいです。
浮石は少ないですが、比較的高低差のある岩もあったので足を大きく上げなければいけない場所もあります。
そして、この日は学童?学校?夏キャンプ?なのか5~6人の班に分かれた子供たちが頑張って登っていました。
確かに子どもの身長だとちょっと大変かも。
ここまでくると高度も上がりすれ違いもやや怖い。
でも小学生の内に3000m級の山に登れるなんで恵まれてるなぁ。
標高も高いので息も上がります。
11:51 このガラガラの道を上がると少し開けた道になります。
特別、なんの標識もないのですがおそらく蚕玉岳(こだまだけ)だと思われます。
目前に乗鞍岳の頂上が見えます。
この稜線も素敵。
この稜線を歩いていくと、右側に権現池が見えます。
この池は雪解け水がたまった池なのですが、本当にコバルトブルーの綺麗な水。距離は離れていますが、池の底が見えるほど透明度が高いです。
蚕玉岳から5分程度で分岐に至ります。
登りは左側に行きます。(矢印の方向)
この分岐から2分程で頂上小屋に到着。
頂上小屋は宿泊こそできませんが、頂上小屋限定のグッズやTシャツを売っています。
また、ここから見えるアルプスの山々のガイドもありました。
このときは全く見せませんでしたが笑
ここまでくれば頂上はすぐそこです!
12:11頂上に到着しました!
頂上には神社があり、神主さんもいます。
お守りも売っています。
雷鳥お守りや登山お守りなど登山をする人には魅力的なお守りから普通の開運お守りや交通お守り、絵馬や御朱印やおみくじもありました。
わたしも登山お守りを購入しました。
お焚き上げはどこか決まっているか聞くと「どこでもいい」とのこと笑
頂上はあまり広くなく、休憩したり、のんびり景色を見られるような感じではありませんが、鳥居などは迫力があります。
人も増えてきたのでひとまず行けるところまで下山します。
下山の際は先ほどの分岐の左側に降りるようなルートでおります。
下りはやっぱり怖い!
ひとまず稜線に出てましたが、頂上で休憩するつもりだったのが狭くで難しかったため、休憩がてら蚕玉岳まで行き、パンを食べます。
ピーナッツパン食べたのですが一つで320kcalもありドン引き。笑
15分程休憩して、肩の小屋を目指します。
先ほどのゴロゴロ岩の道を下っていきます。
このくだり道も結構怖い。時間的に登ってくる方は少なくすれ違うことは少なかったですが、登りのとき同様大きく足を降ろさなきゃいけない場所もあり膝に来ます。
ゴロゴロゾーンが終わると今度は、ザレザレゾーンです。
このザレザレゾーンは本当に本当によく滑る。
ちょこちょこ歩きでなるべく滑らなさそうな場所を選んで進みますが、すれ違う方もいるので必ず安全な道を通れるわけでもなくひやひやしながら下りました。
尻餅までは行きませんが、ズズズっと何回か滑りました笑。
13:06 肩の小屋に帰ってきました。
中を見てみると食券方式のようです。
うどん・そばやカレーなどを食べられます。
売店もあり、お菓子やタオル、Tシャツ、ピンバッジなどの乗鞍岳グッズも購入できます。
行きの時は気が付きませんでしたが、300円でストックのレンタルもしています。
これはだれかの忘れ物だったのかな?感笑
うどんも食べたいところでしたが、パンを食べたばっかりだったので、食事は畳平まで我慢します。
ここからまた平坦な道を少し進み、今度は富士見岳に向かいます。
肩の小屋から10分程で富士見岳入口に到着します。
この時間はかなりガスってきていたのですが、ハイマツが多くワンチャン雷鳥に出会えないかなぁと期待を持って上がります。
脇道にはコマクサも。
歩いているとおそらく道を整備してくれる若いボランティアさん?学生さん?がいました。
歩いてものの5分程で富士見岳に到着。
標高2818m。
この楽さで、燕岳より標高が高いんだから驚きです。
ここで、おばさまに話しかけられたのですが、やはり雷鳥を探していたよう。
乗鞍岳は8回目とのこと笑レベルが違う。
途中で、全く関係のないおじ様の上がってきたのですが、そのおじ様は大黒岳(剣ケ峰の畳平挟んで反対側にある山)までいき、雷鳥探してみたとのことでたが、この日は時間も遅いのでいなかったと話していました。
手練れたちです笑
残念に思いながら富士見岳経由で畳平に下山します。
この下山もかなり滑りやすいザレ場でしたが、他に人が全くいなかったので、自分のペースで下山することができました。(滑りながら)
下り道では鶴ヶ池が見えます。
鶴かどうかは微妙ですが鳥の形には見える笑
13:50 畳平に到着です。
ここで14:05のバスに乗ることもできたのですが、乗鞍観光センターのバスの乗り換えが16:15なので14時台のバスに乗ると観光センターで時間を持て余します。
畳平での時間をもう少し過ごしたかったので、15時台のバスに乗ることにしました。
乗鞍バスターミナルは地下1階から2階まであります。
トイレに行きますがトイレに行くまでに100円を入れないと開かない扉?があり、100円を支払う必要があります。
小銭準備必須です。
そして、食堂で食券を買って塩分補給をします。
この食堂は大体14:00くらいで注文を停めるみたいなのでぎりぎりでした。
食堂の中には5~6組程度しかいませんでした。
厨房の中には学生さん?高校生?のアルバイトの子もいて最高のバイトやんと思いながら山菜うどんを注文。
もう、本当にペロリと食べました。笑
1階に降りてお土産の帰りの準備をします。
階段を降りると目の前にガチャガチャが。
200円。安い。やるよね
ちゃんと2024って書いてある登頂記念バッジ!
そしてお土産コーナー。
かなり、広いです。
あまり冷蔵のものは買えないし…。
ただ長野県と岐阜県のお土産が混在しているのが県をまたいでいる乗鞍岳のお土産屋さんらしいなと思いました。笑
雷鳥モチーフのお土産も結構ありましたよ!
私はYamasankaのステッカーと、ばらまき用のクッキーを購入しました。
待合室で20分程、次のバスを待っているとこんな展示が。
この地図を見ると、どうやら前日は乗鞍岳でも雷鳥が見られたようです。
いつになったら会えるのやら。
ということで15:05のバスに乗って乗鞍観光センターまで下りていきます。
このときバスに乗っていた人ほぼ全員爆睡笑
みんなそれぞれ他人なのに、一緒に登ったかの一体感を感じました。笑
まとめ!
乗鞍岳は本当に今後高山に登りたい方へのトレーニングにばっちりの初心者にもやさしい高山です!
個人的には少し物足りない感じがしましたが、見られる景色は本当にきれいで雷鳥チャンスもある。
登山を始めたばかりであれば、ハマってしまう1座かもしれません!
おまけ
下山後、乗鞍観光センターのカフェでジェラート
本当はカップが良かったのですが、カップは木製のカップで返却する必要があります。
バスに並ばなきゃいけないのでコーンを選択。
白いのがヤギミルク、ピンク色のがブルーベリーです。
めっちゃおいしかったのですが、溶けるのが存外早く、味わうより先に口のなかに押し込みました笑。
ちなみにヤギミルクは結構さらっとしていて少しチーズ感もあるような味でした。
クセは全くないのでぜひご賞味いただきたいです。
さて、今回の記事で乗鞍岳レポ終了…?かと思いきや続きます。
じつは天候の関係で白馬岳をあきらめ、大学時代の同級生と、またすぐ乗鞍岳に行ってきました笑
まじで白馬岳行きたかった~。
と、いうことで次週も別日の乗鞍岳レポをアップ予定です笑
では、また来週!
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