こんにちは、ゆずです!
先日、唐松岳にいってきたので、レポします!
行ったのは7月15日~16日の二日間。三連休の内のうちの二つであったため、かなり混むだろうと予想。一か月半前から山荘を予約しました。今回泊まる山荘は「八方池山荘」。可能であれば八方池で星撮影をできればとおもい八方池山荘を選択。果たして、撮れたのでしょうか…。
今回も金曜日の夜に大学時代の同期5人で集合し、車でまずは黒菱駐車場を目指します。
私たちは「桶川駅」で集合し、黒菱駐車場まで休憩を挟んで4時間程度。
長野ICから降りて白馬村の方に向かうのですが、白馬村に入ってから黒菱駐車場につくまでの道がかなり細く、もちろん街灯はありません。自分が運転手だったら確実に事故ってる笑
途中に牧場があるのか、道の脇に牛がいて、暗闇のなか車のライトに照らされた牛が本当に不気味でびっくりしました。笑
本来なら牛の方がびっくりしたでしょう。ごめんね。
さて、無事に黒菱駐車場に到着。2時過ぎに到着したかと思います。到着前から懸念していたのが混雑して駐車場に車が停められないのではないかと思っていました。今回は三連休の初日であるにも関わらず、ガラガラ。黒菱駐車場には全200台停めることができますが、人気の山であり山荘の予約の際も満室であることを伝えられていたためなるべく早めに着こうと目指していました。しかし、今回の場合は天気が悪かったためか(フラグ笑)、私たちが出発するときにも車は30台程度しか停まっておらず今回に限っては駐車は余裕でした。(ちなみに次の日に帰る際には満車でした。)
出発ですが、夏季の繁忙期には黒菱駐車場から黒菱平までのリフトが4:30からの運航となっています。
そのため、4:30出発を目指して1時間程度の仮眠後準備をして向かうつもりでした…
が、起きれず笑
仕事終わりの我々はぐったり。去年まではすぐに動き出せたのですが、一年でも年齢を感じるものですね。結局6:30過ぎくらいに出発。
黒菱駐車場から八方池山荘(登山口)に行くためには二つのリフトを乗り継ぐ必要があります。
黒菱ラインというコース?になるのですが、黒菱第三ペアリフト(二人乗り)に乗り、その後グラートクワッドリフト(4人乗り)に乗車します。
両方とも合わせて、往復券で\1,900-
黒菱第三ペアリフトは二人乗りでしたが、かなり空いていたため今回は一人ずつどうぞと言われ、贅沢に一人ずつ乗車しました。 まずは、黒菱平というところにつき、その後、グラートクワッドリフトに乗り換えます。
乗り換え口↓(ドン曇り笑)
こっちは四人乗り。私たちは5人チームのため、3人/2人でのりました。
リフトの2台乗り換えて、トータルで20分かからないくらいで八方池山荘に到着できます。
八方池山荘の前にはトイレがあり、八方池山荘に泊まらない人も使える食堂があります。
正直、山荘に到着した時点でガスガスでした。
パラパラと雨が降ってきて不穏…。念のため上下ともカッパを着ました。
天気予報も定期的に確認していましたが、何回みても天候はC判定(A~Cの内の最低判定)
ひとまず、八方池山荘から1時間30分程度にある八方池まで行って上まで行くか検討することにしました。
7時30分ごろに八方池山荘を出発。八方池を出発します。
最初から、木道コースと登山道コースがあります。普段ならば白馬三山が見られる登山道コースを選択。ガスと雨で木道は滑るリスクもあったので…と思いましたが、なだらかながら木道の方がおそらく道的には楽。今回に関しては雨も降っており登山道コースから、白馬三山見られませんでした笑
そこから1個目のトイレに到着。ここまではなだらかな道でしたが、ここからはやや急な八方池ケルンを目指します。
個人的にはそれなりの急登。そして、雨で濡れている笑。加えてここら辺から暴風が吹いてきました。
雨は無視できるくらいの程度ではありましたが、風が強くて歩くときに一歩足を出して、片足立ちになる瞬間に脚を取られるような強さ。暴風がふいたときにはその場で風上に背を向けて立ち止まります。この時点で、今日の登頂は厳しいかもとみんなの頭によぎりました。
そこから20分程度で八方ケルンに到着。
もう少しで八方池です!(350mらしい)。
数分の休憩しましたが、ここでも暴風にあおられます。不安募る一行…。ひとまず八方池を目指します。
さて、歩いて数分で分岐につきます。
一気に開けて、唐松岳は最初から樹林帯がないため、雨ざらしです笑。
オレンジの矢印の方が唐松岳山頂方面、ピンクの矢印の方に下っていくと八方池への道のりになります。(へたくそ笑)
そのまま私たちは八方池方面へ。
階段を下ると、わずかな雪渓。雨のおかげで雪も硬すぎず15m程度なのでアイゼンなどはもちろんいりません。ただ、自分が降りや滑りやすいため(尾瀬で3回転んだ笑)ノルディックポールを友人に借りました笑 買わなきゃダメかな。
そこからすぐ八方池が見えてきます。
ででーん。
曇天・暴風・雨天笑
雨は少し弱まっていたものの、風もあり風もありご覧の通りではありますが、本当に白馬三山がここにうつるのか?!と疑い笑
今回は残念でした。リベンジする理由ができました。
さぁ、どうしよう。今日、登頂を目指すか…いや。雨はまだしも風が強すぎる。危ないな。と、いった結論になり八方池までで本日は断念。
雨が一時的にやんだため、八方池で朝食を取ります。周辺にはベンチが池を取り囲むように配置されており、座って休憩できます。
座って休憩していると、7月とは言え寒いです。
この週、東京は35℃以上を超えることが多く、寒さなんて頭にもよぎらなかったのです。
友人のお父様のアドバイスでインナーダウンは持参していましたが風よけ系の防寒は持っておらず、朝晩の寒さに対して不安がよぎりました。
10:30くらいにパラパラと雨も降ってきて、そろそろ山荘の方に引き返そうということになりました。
ここで問題なのが、山荘にいって果たしてチェックインできるのか…?
ひとまずおります。
登りは雨が降っていて岩場が滑りそうで怖いなぁと思っていたのですが、一時的に雨が止んだこともあり、滑ることなく降れました。
帰りは木道で帰りました笑
暴風のためか帰りもすれ違う人はかなりまばらでした。
さて、11:30頃に八方池山荘に到着。山荘の方にチェックインできないか確認すると、
なんと、できました!
山荘は当日宿泊しない人でも11:00~14:00まではランチをやっており、ランチの利用のひとが数名いらっしゃいました。
先に、私たちは乾燥室に案内されました。
写真を撮り忘れましたが、広さとしては4畳程度。ハンガーとピンチがありお借りできます。当日は満床であったため、なるべく寄せておくように言われました。
乾燥器に置いた後は食堂で宿泊のルールなどを聞き支払いをします。
説明の内容としては
・夕食は17:30~18:10(18:30の枠もあるよ)
・朝食はお弁当にするか?食べていくか?
・入浴は15:00~20:00
といった感じ。その他注意などはラミネートされた紙をみて確認しました。支払いは現金かカードが利用できます!山荘でカーが使えるのはありがたいですよね。モンベル会員は500円安くなります!
説明を聞いても12:00前。さぁ暇です。
しかし、夜寝ていないので眠気との闘い。すこしだらだらして、15:00のお風呂まで寝ようという話になります。
私たちは下駄箱の横の102号室。でもこれ、私たちが自分たちで所望しました。なぜなら 夜はやくでて星撮影をする予定だったから!
矢印のお部屋です。5人で丁度の広さ。8畳あったかな? 部屋の中の写真は撮り忘れましたが、暖房がありました。コンセントもあります。
さて。一時、おやすみなさい笑
15:00近く、みんなもぞもぞと起き上がります。お風呂の準備です。
山荘でお風呂に入れるなんて(´;ω;`)
この八方池山荘は下水が設置されているようで一応石鹸使用できます。この洗面台の奥に浴室があります。脱衣所には体重計もありました笑
浴室はシャワーが3つと浴槽(一度には言うには4人くらいかな)があります。ボディソープだけはありましたが、シャンプーや洗顔などはないため各自で準備が必要です。ドライヤーはなく、私たちは洗髪は控え、ドライシャンプーを使います。
私たちが行った日は浴槽にお湯が張っていませんでした。勝手に張っても良かったのかもしれませんが、ひとまず私たちはシャワーだけ浴びてさっぱりしました。涼しいとは言え、汗はかいてるもんですね。
女子ずではユニクロのシームレスパンツが無敵という話にも笑
さっぱりしたところで晩御飯まで明日の予定を立てたり、カメラの撮影会などしてだらだらしていました。
さぁ、ごはん!
こんな感じでおかずはバイキング形式になっています。 ごはんもお代わりし放題。お味噌汁は各テーブルに山荘の方が運んできてくれます。
こんな感じ。塩分があるものが汗かきあとの身体に染みました。
同じタイミングで次の日の朝食分のお弁当をいただきます。
食堂には小さいテレビが一台とたくさんの漫画本が!食堂併設のお土産ゾーンでは白馬三山のグッズや絵葉書、タオルが売っています。食堂でもコーヒーやお菓子も売っていましたよ。飲み物系は自販機もあります。
食事はやや時間が短いかな?なんておもっていましたが、全くそんなことはなくペロっと食べきりました。食堂一同で相撲見てました笑。
食事終わってベランダに出ると、同日宿泊していたおじさまとお話ができ、いつ登るのか聞くと、次の日、五竜岳までいくとのこと。
縦走いいなぁ、すごいなぁ。まぁ、いまの私の体力じゃ厳しいです笑
そんなこんなでもう19時には就寝。
次の日は2時に起き、八方池での星を目指します!
次回、唐松岳登山レポ②ー登頂編!ー
天気はどうなるのでしょうか!笑
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