出発はなんと2時30分。

2時に起きて準備し、出発します。

一応、八方池で星をみるために3時台にはつけるように出発しました。

八方池までのルートは省略しますが、約1時間程度。風は前日より落ち着いていましたが、雨はパラパラ。心配していた寒さは、八方池周辺では全くなく半袖+アームカバーで丁度いいくらい。

さあ、目標通り3時半程度で八方池につきますが、やっぱり雲と風。星は全く見えずにそのまま、頂上を目指すことにしました。

と、いうことで八方池を抜け、少し登ると樹林帯に入ります。樹林帯に入った瞬間、獣のにおいがして熊がいるんじゃないかとビビりまくる一同。熊鈴鳴らしまくって登ります。

割と登りが長い印象ではありました。

樹林帯も抜けたり入ったりの繰り返しなのですが、少し抜けたときに丁度日の出が!

雲はかかっていましたが、日の出がふんわり見えました!

大体4:20くらいにはこんな感じ。

ここから10分程度歩くと大雪渓が現れます。

八方池から私たちの足で約1時間。

ここで岩場があり座ってやや長めの休憩です。

私はアミノバイタルのゼリー飲料を飲んだのですが、苦手な味でした笑 Theプロテイン味。ただ、これを飲むと筋肉痛にならないと言われたので飲んでみました。ん~確かに全くないわけではなかったですが、去年の赤岳縦走よりはよかったかな?笑

ここら辺から休憩していると寒い!やっぱり脱ぎ着のしやすい服装がおすすめです.

大雪渓を抜けると次は丸山ケルンを目指します。

ここからは比較的開けた道があり、こんな写真も。これが頂上まででみる最後の太陽となりました…。笑

ここからは、ハイマツなどの低い植物があるため雷鳥をさがしながら進みます。

曇りの方が、でてきやすいと言う噂を聞いたので、一生懸命探してみたのですが…出会えません…。

そこから山のへりみたいなところを歩きながら登っていきます。

大雪渓から一時間半程度で丸山ケルンに到着。

ここでだいぶガスってきてしまい、風もでてきました。雨もパラパラと降り始め風が冷たくやや寒くなってきました。

ここからは、唐松岳頂上山荘を目指します。

登りが増えていき、個人的には結構苦しかった・・そして雨が降ってきて、失速…

頂上山荘まで一時間くらいだったかな?ブログやってるのに曖昧笑.友人にタイムスケジュールもすべてお任せしていました笑

頂上山荘に到着すると雨と風があり写真を撮ろうという気持ちを完全に忘れてしまっていました。多分6:00すぎくらいに到着したのかな?

寒すぎて、山荘に入れさせてもらおうかと声をかけたところ、丁度山荘に宿泊している方の朝食あるためということで入れず。少し風のよけられるところで、立ったままみんなで朝食のお弁当を食べます。

もちろん写真はありませんが、おにぎり2個とおかず(揚げ物と漬物と言う感じだったかな?)といった感じ。少し汁が漏れてたので要注意です笑

長めの休憩でしたが、体が冷えて震える程。人によってはダウンを着ている人もいました。

さぁ、最後の力を振り絞って登頂を目指します。

頂上までは約20分。ここからは登りが中心です。息切れしながら登りました。あまりすぐ着くと思うと絶望してしまうので、まだまだ~!と思いながら登っていると

突如!

到着!

この瞬間は嬉しすぎた!回りガッスガスなのに嬉しかった!

7:10に到着しました。2:30に出発したので4時間半もかかってしまいました笑

ごらんの通りの視界です笑

私事ですが、今年はEBウイルスにかかり、体調を崩し、その後ピルを飲んでガクッと体力を落とし、そこからメニエール病疑いになりと体調崩しまくりの半年だったため、体力戻したつもりだったのですが、この登山めっちゃつらく感じました。言い訳です笑

頂上に着いたとき本当にうれしかった!北アルプスの初心者向けの山と言われていたのでなんとかなると思っていたのですが結構しんどかった。本当に山はなめちゃいけませんね。

頂上でも比較的風が強く定期的に立つのをためらうような風が吹きます。

サクッと写真撮って下山です笑

降りの途中もかなり風が吹いて足を取られます。登ってくる登山客も増え結構、人とのすれ違いで戸惑う場面もでてきました。

一方で、下山のときはひたすら下りのため道さえ空いていればサクサクくだれます。

樹林帯でもやはりおなじように獣のにおいがしましたが、明るいのと他にひとがいるという安心感で行きよりは安心して帰れました。

樹林帯を抜けると、なんと、

晴れてる!下は晴れてるんかい!

帰りは八方池にも寄っていきます。

晴れてる!風はあったので山がうつることはありませんでしたが、晴れているためか、八方池までのハイキングの方も多く前日に比べると人もたくさんいました。八方池まではスニーカーの方もいました。ただ、最後のトイレからは岩場なので個人的にはトレッキングシューズがいいんじゃないかなと思います。特に下りのために。

さぁ、いよいよ下山です。天気も良くて最高の道のりです。(もちろん木道コースで帰ります)

帰りにすれ違うのは観光で八方池にまでのトレッキンなのかツアーでガイドの人がついている方たちなどもいらっしゃいました。

11:00頃、八方池山荘に到着です。もうざっくりでごめんなさい笑

私たちの足で朝食などの眺めの休憩も挟み、約8時間30分。北アルプス入門編とは言え結構疲れた。

今回の頂上近くの寒さ。あと、私の肺活量の著しい低下…心拍数もやばかった。ここ最近ジムで傾斜かけて早歩きしているのですが、心拍数160台になります。(アラサーなので最大心拍は190回/分。まだゆとりはあるのかな?)今回のことを機にSatモニター購入して挑みます。

番外編その1―下界のお昼―

帰りの昼食は長野ICまでの道のりでお蕎麦屋さんを探しました。

どのお蕎麦屋さんも大体14:00でお昼が終了するところが多く何軒か電話であたり、今回行ったのは…

「たなぼた庵」

少し並びましたが、私たちの後ろの3組目くらいで当日分のお蕎麦がなくなり営業終了になっていました。

店内もこのメニューとおなじようなイラストが並んでおりほっこりする店内。

下界に降りてくるととにかく暑くて、頂上の寒さも忘れて冷たいとろろ盛りをいただきました。

番外編その2―ミレーのカバーー

おわかりいただけるだろうか…。

左が友人で右が私です。ちなみにわたしたちは同じリュックを使っていて、MILLETのSAAS FEEを使用しているのですが、もちろんレインカバーも一緒です。

左の友人はおわかりの通り、上下逆につけています。そして私。裏表逆につけています。

しっかりしよう、MILLET組!

今回の唐松岳登頂レポ終了です!

次は一泊二日の弾丸島根編!